RDFが参照可能なサイトを調べてみた
RDFとは
Resource Description Framework の略。情報の関係性を主語・述語・目的語という形で表す枠組み。この枠組みに沿って記述することにより、機械が情報の関係性を理解できるようになる。このような記述がWWW全域のリソースに普及すると情報の関係性を示した巨大なグラフとなり、セマンティック・ウェブが実現する。
RDFについての説明は、この記事がタイトルにもある通り直感的にわかりやすかった。
実際にRDFが参照可能なサイトは?
RDFが何かはなんとなくわかったけど、実際どんなサイトでどのようにRDFを提供してるのか気になったのでゆるーく調べてゆるーくまとめた。
調査方法
結果
CiiNi
例 : CiNii 論文 - インターネットカフェにおけるパーソナライゼーションに関する基礎的研究(第18回大会ワークショップ・発表論文要旨) のRDF :https://ci.nii.ac.jp/naid/110009665846.rdf
国立国会図書館
APIによって提供されている メタデータ « 国立国会図書館サーチについて
国立国会図書館サーチでは、主にDC-NDL(RDF)、DC-NDL(Simple)、JSONという3つの形式でメタデータを提供しています。
各書籍ページにRDFへのリンクは無い
Wikipedia (日本語版)
統計LOD
- 日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトeStatのLOD版 統計LODへようこそ | 統計LOD
- SPARQLでのRDF問い合わせが可能
Music Brains
- オープンコンテントな音楽データベースを提供するプロジェクト。Java APIでRDFを問い合わせ可能っぽい? LinkedBrainz / RDF - MusicBrainz
エキサイトブログ
調査してみて
著名なサイトでRDFが参照可能なサイトは少なそうだなという印象だったが、学術関係のデータベースがRDFで参照可能という例は見つけられてないだけでまだまだありそう。