yupaがエンジニアになるまでを記録するブログ

FjordBootCamp (フィヨルドブートキャンプ ) で学んだことや、趣味のVRに関するメモを記録していきます

RDFが参照可能なサイトを調べてみた

RDFとは

Resource Description Framework の略。情報の関係性を主語・述語・目的語という形で表す枠組み。この枠組みに沿って記述することにより、機械が情報の関係性を理解できるようになる。このような記述がWWW全域のリソースに普及すると情報の関係性を示した巨大なグラフとなり、セマンティック・ウェブが実現する。

RDFについての説明は、この記事がタイトルにもある通り直感的にわかりやすかった。

直感RDF!! その1-RDFとは。 - Qiita

実際にRDFが参照可能なサイトは?

RDFが何かはなんとなくわかったけど、実際どんなサイトでどのようにRDFを提供してるのか気になったのでゆるーく調べてゆるーくまとめた。

調査方法

  • あらゆるジャンルの著名な(自分の独断と偏見による)サイトを訪れ、ソースコード内を'rdf'で検索
  • そのサイト名 or ジャンル名 + 'rdf' でGoogle検索
  • ネットサーフィン

結果

CiiNi

f:id:yu8as:20180809090702p:plain

例 : CiNii 論文 -  インターネットカフェにおけるパーソナライゼーションに関する基礎的研究(第18回大会ワークショップ・発表論文要旨)RDF :https://ci.nii.ac.jp/naid/110009665846.rdf

国立国会図書館

Wikipedia (日本語版)

  • DBpediaというプロジェクトがWikipediaのLinked Open Data化を担っている
  • SPARQLと呼ばれるRDF用クエリ言語を用いてRDFの問い合わせが可能

統計LOD

Music Brains

エキサイトブログ

  • 各記事のソースにRDFコメントアウトで直書きされている
  • identifierとtitleだけが記述されている f:id:yu8as:20180809090631p:plain

調査してみて

著名なサイトでRDFが参照可能なサイトは少なそうだなという印象だったが、学術関係のデータベースがRDFで参照可能という例は見つけられてないだけでまだまだありそう。