黒い画面入門
普段何気なく使ってきたターミナル(黒い画面)の復習・補習
"PATHを通す"の意味
"PATHを通す"とは、コマンド検索パス(コマンドサーチパス)を追加すること。 " コマンド検索パス"とは、シェルが実行ファイルを探しに行くパスのこと。
cdやlsがディレクトリを指定しなくても実行できるのは$PATHが通ってるから。 これまで何も考えずに.bash_profieにパスを追加していたけど、これはそういう仕組だったんだなーと理解。
試しにecho $PATH
で出てきたnodeのディレクトリ/Users/yupas/.nodebrew/current/bin
を見に行っていみると・・・
普段から打っていたnode
コマンドはこの実行ファイルを実行していたのか・・・
実行ファイルの在り処はwhich
コマンドでも表示できる。
yupas$ which node /Users/yupas/.nodebrew/current/bin/node
普段Finderでやってることをターミナルでやるために
今まではでFinderで操作することが多かった。
おさらい。
ファイルの作成 :
$ touch foo
ディレクトリの作成 :
$ mkdir bar
-pオプションで一気に作る :
$ mkdir -p yukkuri/site/ittene
ファイルのコピー :
$ cp foo /tmp
ファイルの移動 :
$ mv foo bar
ファイルの削除 :
$ rm -r foo
-rオプションはディレクトリまるごと削除!
実践
やること : ターミナルにyukkuriと打つと"ゆっくりしていってね"と喋ってくれる自分用コマンドを設定する。
yukkuriというファイルを作り、以下の内容を記述
#!/bin/sh saykana -s 50 ゆっくりしていってね
yukkuriに実行権限を与える
$ chmod u+x yukkuri
$PATHを通す
$ export PATH=$PATH:~/bin
実行!
$ yukkuri
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ゆっくりしていってね!!! <
^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
これでいつでもゆっくりできる。
知らなかったこと
$までの部分をプロンプトと呼ぶ。ここに入力してね!の意。
/binに黒い画面から使えるプログラムが入っている。普段打ち込んでいたコマンドはここに入っているプログラムを実行していたのか・・・
echoで$を入力した場合、$以降の名前の設定内容を表示する
コマンドでわからないことがあったら
man コマンド
かコマンド -h
、コマンド --help
shebangとは、ターミナルで実行しようとしたファイルの1行目の最初の二文字が#!だったら、その後に書いてあるコマンドに2行目以降の全てを渡す